サルワタリ・アトリエ 設計ノート

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<森の万華鏡>北上市C邸 フェーズ22

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  2. 2012/05/16
  3. サルワタリ

お施主さんの自主工事なので、建築費の積算中。

<森の万華鏡>積算中...

いやもぅ建築って有る意味、数字の集合体からできてるんじゃないかと思うくらい、数字との格闘の連続であり....

木工事と設備以外の材料の拾い出しから、市場単価の調査をして金額をはじき出す。同じものを入れるなら安い物に越した事は無い。ネットで物色。安価な材料を使うにしても、チープに見せない工夫が必要だ。それは設計事務所個々の手腕であり、建築家のセンスでもある。言わば腕の見せ所で有る訳だ。そんな工夫を考えつつ、数字とにらめっこ中。

今日は、敷地内に下水桝が入っていないので、そのルートと申請に関する打合せで、施主のCさんと役所に掛け合う予定。

...ここまで来るのに紆余曲折あった。途中の更新を怠ったので内容が飛んでしまっているが、いずれこれまでの経緯をダイジェスト風にアップしなきゃと思っている。

さて、そろそろ役所に出掛ける準備を。

<森の万華鏡>北上市C邸 フェーズ21

  1. プロジェクト
  2. 2012/05/12
  3. サルワタリ

前回ブログを更新した時点のフェーズ20からは少しずつだが着実に進んでいる。
更新を怠っていたので、実質フェーズ40あたりだろうか?

初期のイメージ模型から、ほぼ完成予想段階のスタディ模型と、構造軸組スタディ模型
<森の万華鏡>北上市C邸

お施主さんとは結果的に、毎週打合せをしているようなかたちでこの計画は動いている。施主のお父さんが大工さんなので、お父さんが中心になって自主工事という形態を取りながら工事を行う。そういった関係で、現在は見積の為に数量の拾い出し作業の段階。いわゆる積算である。いやいや、もっと正確に云えばコストコントロールしながら設計をすすめているといったら良いか。本来なら積算は工務店にお願いするところだが、自主工事のため木工事以外はボクの方でやることになった。なので、積算しつつ実施設計を行うといったイメージ。

設計段階でコストを把握しながら進めるので、理想と云えば理想のかたちであるが、設計事務所の作業が膨大に膨らむ....手間がかかりすぎて、会社経営という意味においては、あまり利口なスタイルではない(汗

とまでは何も不安材料など皆無のような話しのようにみえるが、実は先行き不安な材料もある。打合せの度にどんどんと面積が増え、当初30坪前後の計画がいまや倍の60坪にまで膨らんでしまっている。本人たちご夫婦の意見というより周囲の意見が殆どらしい。周囲の意見をまったく無視する事も出来ず、施主であるCさんも相当悩まれたみたいだ。この計画の中心であるご夫婦よりも、周囲が干渉してしまうケースというのは、我々のようなアトリエ事務所が関与する場合、特に一般論的判断に乗らない設計部分があると、あまりうまくいかないことが多い。というのも経験則で判断出来ないからだ。特に素人である人たちにとっては、なんとも遺憾し難いのではないだろうか....汗
そこに素人ばかりの間でアレコレやってしまうと、我々との間に自然と溝が出来てしまい、うまくいかなくなるという結果になる。

しかし今回は、施主のお父さんが主体となって工事が進められる自主工事ということで、プロが間にいる!という安心感がある。予算についてもなんとか追いつける体制を保っていけるだろうという最後の砦的な楽観部分がある。工務店が一式工事として関与してしまうと、まず計画自体予算的に成り立たない。そんなギリギリの線で進んでいる。すべてにおいて、こっち立てればあっち立たずの拮抗状態。

そんな局面を迎えている。一旦乗り出した舟、途中で投げ出す訳にはいかない。設計者にはこの案を考えた責任と、案の遂行という大きな責務がある。

これまで紆余曲折、困難多き道のりを歩んで来られたCさんの希望を、何が何でも実現させるべく。
ボクはここで諦める訳にはいかないのだ!

奥州市O邸 フェーズ01

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  2. 2012/05/11
  3. サルワタリ

まったく更新をおろそかにしてしまっていた....反省(>_<)

新規案件である。
お独りの住まいなのでごくごく小さなものを要望されている。

1)空間は一体的なハコのイメージ(仕切らない)
2)車庫スペースが欲しい
3)収納は一か所にまとめて取って欲しい

大まかにはこんなところ。素敵すぎるほどシンプルなご要望。

で、コンセプトだが、一室空間の中心にコア的水回りと大き目の収納があり、その周りに所要室をぐるりと配置するという図式がフッと浮かんだ。

コンセプトドローイング

これなら各部屋を部屋らしく仕切らなくとも良い。動線も至って単純。施工費も抑えられそうで、至れり尽くせりなコンセプトが出来上がった。

んでもって、来週の月曜日にプレゼンで....汗

なので、きょうも自宅に帰れませんのョ、オヨヨ....大汗

<森の万華鏡>北上市C邸 フェーズ20

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  2. 2012/03/28
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昨日、2回目の打合せを行い、この案で進める事に決定した。

各々の床にレベル差がつき、様々な場所から様々な角度で森を眺められるようになっている。ひとつの空間に都市が発生した様なかたちが生まれた。

森の万華鏡27mar2012.png

森の万華鏡27mar2012-1.jpg

森の万華鏡27mar2012-2.jpg

森の万華鏡27mar2012-3.jpg

 

**

 

あ、またまたお土産をゴチになってしまい恐縮です。
m(_ _)m....ぺこり

O飲食店 フェーズ27

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  2. 2012/03/28
  3. サルワタリ

エントランスイメージ。
絵面上ちょっと寂し過ぎたので、エガちゃんに登場してもらいました(汗
見なかったことにしてください....という訳にはいきませんよね。打合せに使う時には当然外します。お施主さんのタイプによっては、そのままもアリということでウケ狙いというか....場を和ませるための手法(そんなの要らないか?

オガール居酒屋(2)28mar2012_image.jpg

前回のイメージよりもかなり外部はシンプルに、逆に内部を造り込むという考え。
SketchUpでモデリングしたままのものをShadeで読み込み、光源を設定して単純にレンダリングしただけのCG。


明日、打合せ予定。

<森の万華鏡>北上市C邸 フェーズ19

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  2. 2012/03/21
  3. サルワタリ

今週始めの連休谷間の月曜日、施主のCさんが現段階での話しで良いから聞きたいとのことで、来所された。案の内容とコンセプトはこれまでに、この設計ノートで紹介してきたが、実質これが最初のプレゼンと云って良いだろう。

好感触だった。すごくモチベーションが上がったご様子....と、云っておきます(汗)
というのも、まだ途中段階の案なので、どれも中途半端な内容のものばかり(すみませんでした
その中でやはり最初に敷地を訪れインスピレーションを得るがままに考えた案に、琴線が触れたご様子で、その<森の万華鏡>というコンセプトと共に非常に気に入っていただいた....つもり(笑)
とかく設計者自身の独りよがりな感想になるのは否めない事実だと思うので、ここはあえて控えめにコメントさせていただきます。

ただ、この案は形が歪なだけに、建物の性能上どうしてもクリアできない部分が出てきてしまい(致命的なものではないが)先に進められないでいた。その部分をクリアするためにこれだけに絞って、この2、3日考えてみようとしているところ。どうしてもその部分がクリアできそうにないのなら、この案をやっぱり薦める訳にもいかず、これを継承しつつ、他に考えている案にせざるを得ないだろうと思っているのだが....

時間も無く、当のCさんにも気に入って貰えたのでなんとか踏ん張って英知を振り絞ってみるしかない。

そんな局面を迎えた重要なフェーズである。

 

***

 

あ、それと最後に、いつもいつもお土産をありがとうございます!
美味しくいただきました。この場をお借りして、重ねてお礼いたします!!

O飲食店 フェーズ26

  1. プロジェクト
  2. 2012/03/21
  3. サルワタリ

工事費用の概算を出すために、設計書を作成している最中。

設備と不確定要素を除き、仕上、下地材の数量を拾って見積書を作った。

給排水設備の概略設計を終え、次に照明のイメージ。

居酒屋インテリア21mar2012

これを実際の空間に落し込んだ時、光源がどのように見えるかのシミュレーションを、今回新たな試みとして3DCGでやってみることにした。

花巻市H邸 フェーズ02

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  2. 2012/03/12
  3. サルワタリ

昨日、ご夫婦お揃いで初めての打合せをおこなってきた。

アメリカ60年代に流行った、Eichler Homesのようなデザインが好きだと云うご主人。自分で描かれたプランにもその影響度合いが読み取れる。

そのEichler Homesについて知らなかったので少し調べてみた。低コストでシンプル性を追求し、低所得者層にも十分手の届く、それでいてモダンな住宅を供給するというコンセプトがあったらしい。60年代当時の住宅産業からすれば意外とセンスが良く、現代においても十分通用するデザイン性とコンセプトである。あのジョブスも実際にこの住宅に住み、絶賛したという。当時のアップル(ジョブス)のデザイン思想と重なるものがあるように思う。今現在も中古住宅だが、プレミアが付くほどの高値で売買されているというから驚きだ。日本にはあまりみられない素晴らしい遺産である。

それの日本版みたいなことがここで出来ればと考えている。
以前、アップルコンピューターみたいな思想の延長上のような建売り住宅があれば、ハウスメーカー製のショートケーキハウスが席巻する画一的な町並みも、もっと豊かなものになり、その価値観に対し値ごろ感が出てくるだろうとブログか何かに書いたことがあった。今回は発展的な視点で、そういうことをやってみたいと思う。

実質今日からスタディに入った。

hih12mar2012エスキース

O飲食店 フェーズ25

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  2. 2012/03/09
  3. サルワタリ

前回の打合せで一応、第一回目プランのFIXを行い、現段階のプランで概算をはじき出す。

古材を随所に使いたいとの要望なので、不確定要素は残りつつも仕上の想定を行い、案のイメージを3DCGで具体化しながら、積算の準備をしている最中。

今日、お客さんから連絡が入り、エントランスのイメージを急転換させそうなイメージを持ちかけられた。これまでのお客さんのイメージは、古材を使い壁は黒っぽい感じということだったが、今日の電話では真逆の白の壁にシンプルにまとめてみたらどんなイメージになるだろうとの意見だった。

これにはボクは一も二もなく大賛成ですと、一言添えておいた。
まだまだどうなるか分からない。まずは差し当り決定した範囲で、概算をはじき出さないといけない。大きなお金がかかる建築絡みの工事は、お金との闘いでもあるのだ。

オガール工事内容メモ09mar2012

花巻市H邸 フェーズ01

  1. プロジェクト
  2. 2012/03/09
  3. サルワタリ

新規案件の敷地視察に行ってきた。

車で20分くらいのところにあるので、案が採用されればの話しだが、この現場なら監理も楽に通える。ショートケーキハウスが立ち並ぶ新興住宅地の中にあり、幹線道路からは少し入るので静かな環境。しかし周りは住宅で埋め尽くされており、敷地も前面道路との高低差が700ミリくらいあるので、道路とのすりあわせ、周囲との関係に配慮が必要だと感じる。

一番最初の構想スタート時に、必ず大切にしていることがある。それは土地の個性から喚起されるインスピレーション。風、光、陰影、土地の形状や周辺環境から建物の形態や開口部のとり方、眺望方向への配慮等様々な要素の中から直感的に瞬時に嗅ぎ取れたイメージをまずは大事にし、コンセプトの中心に据えられるかどうかを考えてみる。

今回は、お施主さんの要望がかなり具体的にあって、自分で考えたプランと、デザインのテイストもある程度提示されている。いただいた手描きのプランの特徴として、中庭状の庭にエントランスアプローチが絡んでいるというもの。周囲の環境から、この中庭状のアプローチは大事にしたいと思った。ある程度の中庭的空間を取り込んだプランというものを、今回のコンセプトの中心に据えてみようと思う。

明後日、2回目の打合せ。ご夫婦揃っての打合せは今回が初めて。

野帳は勿論、iPadで。iPadは手放せなくなった。

hih敷地野帳09mar2012

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